私たちの国について
コートジボワール共和国
日本のみなさんにとって、コートジボワールはまだまだ遠い国ではないでしょうか。そこで、私たちの国について自己紹介をしたいと思います。
コートジボワール共和国の国歌には「おもてなしの国」という言葉があります。私たちの国の自慢のひとつは、人のあたたかさです。陽気な人が多く、言葉が通じなくても誰とでもすぐに仲良くなれます。互いの家に集まって、いっしょに食べたり、歌ったり、踊ったり・・・。そうそう、みんなサッカーも大好きです。アフリカの強豪国で、優勝した日は祝日になります。
極上のビーチ、アシニ
人だけでなく気候も一年中あたたかく、平均気温は28度。自然がたっぷりで、美しい海、白い海岸、豊かな森があります。4つの国立公園は世界遺産にも認定されていて、サファリでは野生の動物を見ることもできます。
サファリでたくさんの動物と触れあえる
経済面では、カカオ産業(なんとカカオの生産量は世界第1位です!)などの農業ビジネスや石油・ガス・金・レアメタルなどの資源輸出産業が盛んで、GDPはアフリカで南アフリカに次いで第2位。コートジボワール最大の都市アビジャンは、アフリカのマンハッタンと呼ばれ、活気にあふれています。Wi-Fiもだいたいどこでもつながりますし、アフリカで停電がない国としても有名です。
アフリカのマンハッタンと呼ばれるアビジャン
公用語はフランス語ですが、英語を話せる人も多く、日本からもっと多くの方に観光をしていただければと思います。グラン・バッサム等の世界遺産やタイ国立公園等の大自然、ヤムスクロのバジリカ大聖堂など、見どころがたくさんあります。
世界最大の教会、バジリカ
食べ物はアチェケ(カサバ芋のクスクス、魚といっしょに食べる)が主食。フフ(餅)、ソースフレン(ヤシの実ペースト)、ピーナッツカレーやバナナフライなど、個性豊かなコートジボワール料理があります。
海と川が合流するビーチ、アシニマフィア
白い砂浜が人気のモノガガビーチ
グラン・バッサムのアズレッティビーチ
トロピカルな雰囲気を満喫
さまざまなマリンスポーツが楽しめる
アビジャンのスタジアム
アビジャンの美しい夜景
世界遺産。17世紀に建設されたコングモスク
サンポール教会
世界遺産の歴史都市、グラン・バッサム
世界遺産。メゾン・ヴェルレ
世界遺産。コモエ国立公園
カラフルな船で漁をする
足さばきがすごい!グローブ族のザウリダンス
ヤム芋祭(Fête des ignames)で踊る女性たち
セヌフォ族の聖なるダンス
西部のジャグラーの踊りを披露するヤクーバ族の少女たち
動物崇拝の仮面をかぶって踊るマスクダンス
手作りの民族衣装(コロゴ村)
有名な市場、アジャメ(アビジャン南部)
チョコレートの原料カカオは世界一の生産量を誇る
-
正式名称コートジボワール共和国 / Republic of Cote d’Ivoire
-
元首アラサン・ウワタラ大統領 / Alassane OUATTARA
-
人口約2,638万人(2020年)
-
首都ヤムスクロ
-
民族グループジュラ、アカン、セヌフォ、バウレ、アポロ、グロ、グン、アチェ、ベテ、ゲレ、その他合計60部族が共存している。
-
言語フランス語(公用語)、各民族語(ジュラ語が主流)
-
宗教イスラム教30%、キリスト教30%、伝統宗教20%、その他20%
-
面積322,436㎢ (日本378,000㎢の約0.9倍)
-
ビザ必要
-
パスポート申請時6ヶ月以上、1ページ以上
-
通貨セーファーフラン(XOF) 1XOF=0.21円 ※2022年7月現在
-
電気・電圧220V-50Hz:B/B3/C
-
国旗旧宗主国フランスの影響を受けて、三本の筋が国の標語「団結・規律・労働」に対応して います。 オレンジは北部サバンナを緑は南部処女林を白は両地域の統一を意味しています。
-
気候平均気温は28℃、湿度は60%以上。 6~7月が大雨季、10~11月が小雨季で、年間降雨日数は140日に達します。8~9月が比較的しのぎやすく、12~2月にはサハラ砂漠からの砂塵・ハルマッタンが到来。 沿岸中央部は湿度がやや低くなります。北部は600~1700mの高原状の山地で、サハラ性の気候の影響を受けてサバナ気候となります。
-
アクセス日本からコートジボワールへの直行便はありません。主要航空会社はエミレーツ、 エ―ル・フランス、カタール航空などがあり、ヨーロッパ、中東などで乗り継いで、アビジャン国際空港に入ります。飛行時間は早いものでも20~22時間かかります。